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ウルトラモデラーズとフルカラー3Dプリンタによる
立体造形アート作品展、大阪で開催
「Ultra modelers」(2018年11月23日~25日、大阪・日本橋)

 
  Ultra modelers

11月23日~25日の3日間、大阪・日本橋のボークスにて、フルカラー3Dプリントによる3D造形師12人の作品展「Ultra modelers」が開催された。これはクリエイター、アーティスト、モデラー、造形師など、モノ作りのさまざまな分野で活躍する人たちのコミュニティー「ウルトラモデラーズ」の初めての展覧会となる。


 

新たな領域に入った立体デジタルアート

●クリエイターとフルカラー3Dプリンタの出会い

今回の作品展「Ultra modelers」の大きな特徴として、展示作品の造型には、すべてミマキエンジニアリングのUV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」が使用されている(出力担当はホタルコーポレーション)。

これは新しい試みで、立体アートが新次元に踏み込んだファーストステップとなる展示会といえるだろう。また24日、25日にはウルトラモデラーズによる造形/3Dプリント/ZBrushのセミナーも行われた。

●本作品展が見せた可能性

会場にて「ウルトラモデラーズ」代表で本企画の提案者、ワクイアキラ氏に話を聞いた。


▲話を聞いたワクイアキラ氏。

--展示作品は皆さんディテールまでかなり作り込んでいますが、3Dプリンタで出力後の後工程は行いましたか?
ワクイ:大きい作品は分割して出力しますが、ほぼほぼ1発です。私の作品「Singularity」も後工程はほとんど行わずに展示しています。ただ同じモデルを使ってペイントの作家さんに着色していただいたコラボ作品「千手千眼観自在菩薩」も、今回一点物として展示しました。

--作家の皆さんはモデリングツールは主に何をお使いですか?
ワクイ:ZBrushやLightWaveなどです。ZBrushは自由度が高く彫刻的なことができ、ディテールも出せますので、ZBrushだけで完結しているクリエイターは多いと思います。私もそうです。ちなみに作品のモデリングデータを3DUJ-553に渡す際は、カラーの場合PLYデータ、テクスチャデータを持っている場合はPSDデータ、OBJデータなどとなります。

--ミマキの3DUJ-553による出力物の感想はいかがですか?
ワクイ:3Dプリンタと職人さんとアーティスト、みんなで作った作品ですね。その昔、葛飾北斎が版画の刷り師の人たちとの密接なやり取りによって作品を生んだように、同じようなことが今行われているのだと思います。作家だけでは完成しえない、まったく新しい表現領域だと思います。

3DUJ-553は発色がすごく良いですね。造形物の断面を見ると中は白い素材で、表面の外側のラインだけに色を乗せていく着色方法です。また、透明の樹脂を出力しながらフルカラーの樹脂を封入することも可能です。例えば小林武人さんの「Kakusya 最終形態」などは樹脂の内部に血管、細胞のような表現を行っています。

--出力時間やコスト面はいかがでしょう?
ワクイ:造形サイズによって時間もコストも大きく変わりますが、私の作品「Singularity」の場合、出力時間は70~80時間、出力費用は現時点では約70万円になります。

●「Ultra modelers」展示作品より
以下、クリエイターの皆さんの立体アート作品を紹介する。このスゴさに圧倒されてほしい(作家名順)。


▲「Arneeアーニー」大上竹彦。(クリックで拡大)

▲「妖怪少女-モンスガ-綾辻轆花」大上竹彦(原画:ふなつかずき)。(クリックで拡大)


▲「立体模写 黄道十二宮」加茂恵美子。(クリックで拡大)
 


▲「天道様」クッキー草(原画:ジョン平)。(クリックで拡大)



▲「Kakusya 最終形態」小林武人。(クリックで拡大)

▲左の作品の中央部のアップ。(クリックで拡大)


▲「シランバカムイ」小林武人。(クリックで拡大

▲「不動明王」小林武人。(クリックで拡大)


▲「Virtual Sculptor」ジム。(クリックで拡大)
 


▲「Shin-ka」SOMA。(クリックで拡大)
 


▲「歌川芳藤氏作 五拾三次内 猫之怪 立体図」谷岡和樹。(クリックで拡大)


▲「Ric Gamera」中野範章。(クリックで拡大)

▲「HARDBOILD CAT & WILD GEKKO」中野範章(原画:ヨシオカサトシ)。(クリックで拡大)


▲「この世界とあの世界の狭間でもなくそこいる」福井信明。(クリックで拡大)

▲左の作品のほぼ中央部のアップ。(クリックで拡大)


▲「Singularity」ワクイアキラ。(クリックで拡大)

▲左の作品の上部のアップ。(クリックで拡大)


▲「千手千眼観自在菩薩」ワクイアキラ+塗装師・藤岡拓馬。(クリックで拡大)

▲左の作品の上部のアップ。(クリックで拡大)


▲「密林の追跡者」和田真一。(クリックで拡大)
 


▲「八方睨み鳳凰図 3D」吉本大輝。(クリックで拡大)

▲左の作品のほぼ中央部のアップ。(クリックで拡大)


▲「Pablo Picasso」吉本大輝。(クリックで拡大)
 



 

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