●3Dプリンタ実用の時代へ
「TCT Japan THE EVENT FOR 3D PRINTING & ADDITIVE MANUFACTURING」は、今回日本初上陸となる展示会だ。本展示会はアメリカ、イギリス、韓国、中国、ドイツの5か国で25年に渡り開催されている。
ちなみにTCTとはTime Compressio Technologyの略で、コンセプトは「3Dプリンティング&AM(材料付加造形)技術の総合展」となる。3Dプリンタによる時間短縮製造のための展示会ということだろう。
会場内は、アルテアエンジニアリング、NTTデータエンジニアリングシステムズ、オートデスク、カーボン、東芝機械、三菱重工業、ストラタシス・ジャパン、テクノソリューションズ、東レ、ニコン、Formlabs、FLASHFORGE、Markforged、ミマキエンジニアリングなど、3Dプリンタメーカーをはじめ、サービス業者、材料メーカーなど国内外より約100社が出展し賑わいを見せていた。
TCT Japanは専門的なビジネスベースの展示会として、今実現している技術を今すぐに活用していくことを前提に、地に足の着いたイベントとして出展社、来場者ともに手ごたえを感じていたものと思われる。
なお、各社の最新3Dプリンタやそのモデルの紹介は2月6日からの第30回設計・製造ソリューションのレポートでお伝えする予定だ。
▲独自の造形テクノロジー「CLIPテクノロジー」で靴のソールなどの製品化を実現したCarbonのブース。(クリックで拡大) |
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▲低価格な光造形デスクトップ3Dプリンタ「Form2」などを展開するFormlabsのブース。(クリックで拡大) |
▲おなじみのストラタシスのブース。(クリックで拡大) |
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▲カーボンファイバーなどの素材で強度のある造形が可能な3Dプリンタを有するMarkforgedのブース。(クリックで拡大) |
▲ミマキエンジニアリングのブースではフルカラーの「3DUJ-553」を展示。(クリックで拡大) |
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